eatop
食べるというコミュニケーション
Eatopは「社会性」「芸術性」「国際性」を重視した
地域と留学生を含む大学生を対象にした食育活動を行なっています。
ここでいう食育は、今までの「食=栄養」という意味ではありません。
「共に作り、共に食べる」という形こそ、本来の食育の形です。
EATOPの目的
ライフスタイルの急激な変化で、かつての「だれか(家族)とご飯を食べる」
という<共食>の概念はくずれ、1人でご飯を食べる<孤食>が広まりつつあります。
でも、本来食事の場では、たくさんの会話が交わされる、感情にあふれた、互いに学び合える場所でした。
失われそうな今だからこそ、もう一度コミュニケーションとしての「食」を大切にしたい。
そんな思いで、2018年6月からこの活動は始まりました。
この活動で目指しているのは、「共に作り、共に食べる」ができる、環境作り。
では、このEATOPの活動で、誰と誰が「共に作り、食べる」環境を作るのか。
登場人物は3人です。
1人目は、この土地の「食の魅力」をしらない大学生。
2人目は、学生とは、繋がりがなかなか生まれない地域の方。
3人目は、九州大学(日本)に来てくれた留学生。
この三者が「食べる」というコミュニケーションを通して、紡ぎ出す物語を楽しみに活動しています。
「糸島」は豊かな食の宝庫。
この場所にあるものの「価値」を存分に生かして。
普段あまり交わらないもの同士。
美味しい食事を、みんなで美しく作って、食べる。
プロジェクトリーダー
笹津 敏靖
Sasazu Toshinobu
九州大学 2年 21世紀プロジェクト
過去フランス滞在中に、食がテーマであったミラノ万博へ行った際、産地から食卓までの食文化を日本屈指の技術を用いて展示していた日本のブースに感銘を受け、「食育」に関心を持つように。調べていくうちに様々な「食」の社会問題を発見し、現在大学にて新しい食育の形を探求中です。